気持ちの整理

担降りをしました。

今まで嵐の二宮さん、当時NEWS、現在は関ジャニ∞の錦戸さん、そしてNEWSの小山さんと、心に住んでる人はなんとなく移り変わってきて、その境目を自覚したことはあまりありませんでした。

ですが、今回初めて気持ちの区切りがついたタイミングがわかったのでまとめておきたいと思います。

NEWSの小山さんがすきになったのは、NEWSが4人になる直前のことでした。
それまでは、錦戸さんの、あの全身から醸しだされるセクシーさと、あどけない笑顔のギャップがたまらなくすきでした。
そこから小山さんにおちたタイミングは自覚していませんが、多分打算から始まった気持ちが強いと思います。
こんなこと言うと、マジ恋みたいでちょっと引かれるかもしれませんが。笑

NEWSをすきになって、ようやく活動が再開したのに個々の活動が増えるばかりで、NEWSとしての6人を見ることがあまりなかったことが辛くて。
世間からは山下さん、錦戸さん、プラス4人みたいな扱われ方をするのに、その4人はNEWSとしての自分を売る姿がとても印象に残っています。

そんなときに、私は「錦戸さんがすき」な自分ではなく、「NEWSがすき」な自分をとることを選択しました。
NEWSが4人になる直前のことです。

(手越さんがすきってなんかちゃらい…)
(増田さんってなんかぽっちゃり…)
(加藤さんの笑い方があんまりすきじゃない…)
などと、すごくネガティブな消去法をしたことは覚えています。
その点、小山さんはすごくチャラいあんちゃん(笑)なイメージがあったのに、インタビューとかみたらすごく真面目で、しかも模範卒業生とかなっちゃってて、
(ああもうこの人を推すしかない。)
と思った気がします。


私の小山担はこうして曖昧にふんわりとスタートしました。

そんな打算から始まった小山担でしたが、今ではその選択は間違ってなかったなあと思います。
決して他のメンバーがだめなわけじゃなくて、ただただ私にとっての小山さんは本当に癒やしでした。
それ以上でも以下でもないです。

その気持ちがいつからか変わってきて、元々ジャニーズ全体がすきだったこともあってか、他グループにも、ジュニアにもすきなひとたちができました。
小山さんに限らず、その人たちのことを、すきだーすきだーと今でも思っています。

でも、いつも戻ってくるところがNEWSで、いつも戻ってくるところが小山さんでした。

だけど、それでも何かひっかかっていることがありました。
小山担で、小山さんがすきで、癒やしで、それなのにどうしても全力で愛を語りきれない自分がいて、騙し騙しきてたところに、ついにその理由がわかってしまいました。
そしてそれに気づいた私は、もう小山担じゃないな、と自覚をしました。


小山さんは4人になってから、ライブで
「嫌なこと全部忘れたいかー!!!」
と叫ぶようになりました。
これは山下さんがいつも言っていた言葉です。
私はこれがどうしても受け入れられなかった、というのが最初に提示する結論です。


まず、私は嫌なこと全部忘れるためにライブには行っていません。

現実は嫌ことだらけだし、逃げたくなることだらけだし、現に今も大学院から逃げたくて仕方ないけど、それを忘れることは、私にとっては正解ではないんです。
忘れたってまた立ち向かわなきゃいけないことが来るのだから、だったら今しっかり向き合うことが私にとっての正解です。

私にとってのライブにいくことは、現実に立ち向かう力をもらうことなんです。

だからこそ、嫌なこと全部忘れる、なんて選択肢を提示されるのは私には嬉しくなかったんです。
嫌なことたくさんあるけど、ここでパワーためてがんばろう!って言って欲しかったんです。
わがままなのはわかってますが、そこがとにかく合わなかったんだなと思います。


また、もうひとつ言うと、小山さんには小山さんの言葉で話してほしいという思いが強くあるということがあげられます。
だから、山下さんのセリフを受け継ぐようにして言い始めたことが、どうしても私にはプラスに受け止められませんでした。

もしかしたら、ずっと言いたかったことをとられてたのかもしれないという考え方もあるかもしれませんが、私には小山さんがそうとして言ってるようには見えなくて、そんな小山さんの言葉を受け止めきれなくなりました。

小山さんがすきです、だから、私は他の誰でもない小山さんの言葉が聞きたいのです。


だから、小山さんの担当を降りました。

ここまで書くと、なんで?って思われる方が多いと思いますが、端的に言うと、担当という縛りを持つことで、自分はこうしてほしいのに!という思いが強くなってしまうから、です。

私はこうしてほしい、こう思ってほしい、のに、だけど、その人の本当の気持ちも聞きたい。

そんな矛盾だらけの気持ちで担当という制度を続けることは私には無理だなと判断しました。


NEWSがすきです。
たぶんこれからもずっと戻ってくる場所はNEWSです。